東京海道病院の理念は「親切と信頼の医療」の提供です。医療における親切とは「正確な知識と技術」の提供であり、相手を思いやる接遇が求められています。信頼はその結果として生まれます。
看護部では患者さまやそのご家族に対して「思いやり」「いたわり」「やさしさ」を持った看護を実践するために自己の行動に責任を持ち、自己啓発に努めています。
医局
『患者さまの意思を尊重した安心・安全な治療を提供します』
常勤、非常勤医師合わせて約20名が在籍し、東京都措置入院担当や二次救急担当病院として急性期治療とともに認知症や慢性統合失調症の患者さまの地域移行に力をいれております。
西多摩地区の拠点病院としてのニーズに応え、幅広い疾患を担当するため、多くの医師が当院にて精神保健指定医や精神科専門医などの資格を取得しております。外来も月曜日から土曜日まで週6日行っており、急な診察依頼にも可能な限り対応させて頂いております。
困ったとき、受診や入院相談などあれば、まずは当院相談室にご連絡ください。
看護部
『患者さまやご家族の心に
寄り添った看護を提供します』
医療福祉相談室
『豊かで安心できる生活を
支援していきます』
現在7名の精神保健福祉士が、患者さまやご家族の方の様々な相談に応じています。受診や入院相談から、入院患者さまの退院支援、入院生活や退院後の生活についての支援も行っています。最近では地域の関連機関やご家族からの受診や入院相談も多くなってきています。
相談室では、精神科の病気についてわからないことや不安なこと、困っていることについての相談に真摯に向き合うことに努めています。これからも地域の方々に気軽に相談してもらえる相談室として、さらに努力していきたいと思っております。
受診相談・入院相談については、医療福祉相談室へお気軽にお電話ください
東京海道病院 医療福祉相談室 |
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作業療法科
『患者さまのニーズに合わせて』
沢山の患者さまが作業療法科や病棟でのプログラムに参加されますが、作業療法に参加したことや作業療法スタッフの関わりの一つ一つがその日の患者さまの笑顔に繋がり、さらには社会復帰に向けての一助となるように心掛け、毎日取り組んでいます。
プログラムはコミュニケーション中心のもの、退院への意識付け・生活能力向上を目指したもの、余暇活動中心のものなどがあり、他職種との連携を図りながら、患者さまのニーズに合わせて選択・実施しております。
心理室
『見えない心を大切に』
心は見たり触ったりすることができないものです。しかし治療だけでなく、生きていく上で心をないがしろにすることはできません。そこで心理室では、主に患者さまの心を支えたり深くご自身を知るお手伝いをしたりすることを行います。具体的な業務としては、患者さまがお持ちの心の特徴や得手不得手を把握し、治療や生活に役立てる心理検査、患者さまご自身でもお気づきでない考え方のパターンや葛藤の修正や向き合うお手伝いをするための各種心理療法、実際の生活で役に立つ技能を習得するSSTを行います。
また患者さまとともに歩まれているご家族がお気持ちを語り合ったり当院の各専門職から知識を得たりする場所として、ご家族を対象とした家族会を行っております。
検査室
『患者さまの笑顔を励みに』
精神科病院においては、精神疾患とともに身体合併症を有する方も多く様々な病気が発症します。
検査室ではこのような病気の原因を見つけるため、脳波検査をはじめ、心電図・ホルター心電図・超音波検査や生化学・血液検査、尿検査や細菌培養検査などを行っています。私たちは患者さまの変化をデータという形でいち早く医師や看護師に伝えることを目指し、チーム医療に取り組んでいます。
早期診断のもと体調を回復した患者さまの笑顔を励みに頑張っています。
放射線科
『患者さまにとって
少しでも楽で高品質な検査を』
当院の放射線科では一般撮影、病棟でのポータブル撮影はフラットパネルを使用しています。
これにより撮影1回ごとのフィルムの交換、現像の手間を省くことができ患者さまの精神的、身体的苦痛を減らしながら低被爆、高画質な画像を迅速に提供することができます。
CT撮影では短時間で広範囲の撮影ができ、なおかつ高精度な画像データを得ることができるMDCTを導入し、撮影した画像は専門分野の医師が診断するシステムも取り入れ、常に正確な診断ができるようになっています。
撮影された画像はすべてデジタル化され、フィルムレスで運用されます。
フィルムではなくモニターで見ることにより、濃度の調整や拡大、大きさの計測などが画面上でできる利点があります。
患者さま一人ひとりを想い、リラックスしていただいた状態で検査を受けられるよう努力し、正確な診断のための手助けができるよう日々心がけています。
薬剤科
『”こころのクスリ”のプロがそろってます』
精神科で取り扱う薬は、患者さまが持つこころの問題を改善し、治療することができます。
しかし、この分野の薬は副作用も多く、取り扱いを慎重にする必要があるものがほとんどです。
薬剤師は、医師、看護師、コメディカルスタッフと協働し、調剤業務を正確に行い、患者さまのもとに薬を届けています。
それは単にお渡しするだけでなく、服薬指導を通じて有効かつ安全に使用していただけるよう努力しています。薬剤科は「こころのクスリ」のプロフェショナルをめざしています。
事務室
『感じの良い接遇と頼りになる裏方』
私たちは、受付や電話対応など病院の印象に大きな影響を与える表の顔の業務と、診療報酬の請求事務、経理、人事、総務など裏方として病院を支える業務を担っています。接遇では、優しさと適切なスピード感を大事にした対応を心がけています。
また、医療事務や経理・人事・総務事務に関しては正確性と迅速性に拘り、患者さまご家族さまおよび内部の職員からも信頼されるように日々努力しております。